草香江ヨガ

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伊藤雅之先生ヨーガ哲学講座

「伊藤雅之先生ヨーガ哲学講座」のお知らせです。
これまでも2度ほど、伊藤先生の一般向け講座を福岡で開催してきましたが、今回は草香江ヨガにて開催することとなりました。

「ヨーガ哲学」または「哲学」単体として取り上げても、その分野は奥が深く難解だと一般に捉えられています。哲学の本を読もうとしても、何て書いてあるのかチンプンカンプンだったり、睡魔に襲われたり、せっかく購入した本を無駄にしている人も多いのではないでしょうか。
伊藤先生の講座の魅力は、ずばり「わかりやすさ」です。
難しく捉えられがちなヨーガ哲学を明快に解説、時にユーモアを交えながら淡々と読み解いていきます。
哲学は「心の筋トレ」だと言われます。
考えれば考えるほど深みにはまり、どんどんわからなくなってくる。
普遍的かつ壮大なテーマに取り組むには、何度も何度も同じことを繰り返し学びながら、知識を身体に染み込ませていくことが必要です。
また、難解な問題から離れることのないよう心を鍛えていくことも大切。
哲学はそういった世界です。

初めての方はもちろん、これまで受講したことのある方もぜひ、本講座を日々の学びにお役立てください。

 

【伊藤雅之ヨーガ哲学講座】

■プログラム
(1)2017年2月11日(土)12時半〜14時半 / 15時〜17時(4時間・途中休憩30分)
〜ヨーガは宗教か? 宗教・スピリチュアリティ・ヨーガの関係〜

この講座では、欧米においての宗教やスピリチュアリティについての議論をふまえつつ、日本人にとっての「宗教」の意味を考えます。その手がかりを一見宗教とは関係ない、「道」の世界に求め、ヨーガの実践を「ヨーガ道」として捉えることが可能かどうかを検討します。講座においては、弓道8段昇進審査を扱ったドキュメンタリーを視聴する予定です。

(2)2017年2月12日(日)10時〜13時(3時間)
〜『ヨーガ・スートラ』理解のためのサーンキャ哲学〜
ヨーガの世界において、もっとも重要な経典とされる『ヨーガ・スートラ』。この経典の基本的枠組みを理解する大きな手助けとなるのが、サーンキャ哲学と呼ばれるものです。この講座では、サーンキャ哲学をまとめた図の解説、および『ヨーガ・スートラ』195章句のうち主要なものを取り上げ解説します。『ヨーガ・スートラ』初学者に向けての入門講座です。

(3)2017年2月12日(日)14時〜17時(3時間)
〜『ヨーガ・スートラ』と慈悲の瞑想、気づきの瞑想〜
この講座では、午前中におこなった『ヨーガ・スートラ』の解説を継続しつつ、とくにヨーガにかかわるこころとからだの実践をします。具体的には、慈悲の瞑想、食べる瞑想、からだへの気づきの瞑想の3つを実践し、その背景にある理論についても説明します。ヨーガ哲学初学者の方は午前からの参加をおすすめしますが、午後のみの受講でも理解可能な内容になります。

■定員
各講座15名(先着順)

■受講料
(1)6,000円
(2)(3)各5,000円
全受講 15,000円

*chama200時間TT修了生、また2日目のいづれかの講座をこれまで受講したことのある方は、(2)(3)の各講座料が半額となります。

■持参するもの
*(2)を受講する方は「現代人のためのヨーガスートラ」(産調出版・2009年)
*ブランケットやクッションなど腰の下に敷くもの(長時間の座学に備えて)

■お申込み
メールのみ受けつけます。
件名に「ヨーガ哲学講座」と記載の上、
①お名前
②電話番号
③メールアドレス(こちらからの受信を可能に設定したもの)
④希望の講座番号もしくは講座名
を書いて下記アドレス宛へメールしてください。
info@kusagaeyoga.com
*メール送信後2日以上経過しても返信がない場合は再度お問い合わせください。(お使いのメールサービスやソフトの相性でこちらのメールがはじかれる場合があります。)

■講師プロフィール
itoumasayuki.jpg伊藤雅之(イトウ マサユキ)
愛知学院大学文学部国際文化学科教授。1964年名古屋市生まれ。1998年米国ペンシルバニア大学大学院博士課程 修了。社会学博士(Ph.D.)。日本学術振興会特別研究員(東京大学文学部宗教学研究室)を経て、01年より現職。日本トランスパーソナル心理学/精神医学会理事、日本マインドフルネス普及協会副代表理事、日本宗教学会、ポジティブ心理学医学会評議委員。専門は宗教社会学。特に現代世界に広がるスピリチュアリティ文化(ニューエイジ、ホリスティック心理学など)に関する研究をおこなう。ヨーガと瞑想の実践者でもある。2007年から5年間、ヨガフェスタにてヨーガ哲学を担当する。著書に『現代社会とスピリチュアリティ』(渓水社、2003年)、訳書に『現代人のためのヨーガ・スートラ』(グレゴール・メーレ著、産調出版、2009年)などがある。

12月

2016/12/07

今年最後の月がやってきました。

JOLLY
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楽しく過ごしましょう。