草香江ヨガ

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ジョー先生のエクササイズ動画4

2020/05/10

おはようございます。
昨日から、「おしゃべりとストレッチ」のオンラインクラスが始まりました。
それぞれの近況や体の調子などを話ししながら、ゆっくりストレッチを行いました。
中盤以降は、ストレッチの気持ち良さにみな言葉が少なくなり、無言の時間帯も、、、笑。
終わった後のスッキリした表情が微笑ましかったです。
オンラインというと難しく考えたり、緊張したりする方もいらっしゃいますが、やってみると結構使えるツールで、距離感もさほど遠く感じません。
毎日複数の先生でクラスを担当していきます。
興味がある方は、スケジュールを見てくださいね。
お申し込みもいつもの予約システムからできます。

では、本日もジョー先生のエクササイズ動画の続きを。

https://www.instagram.com/p/B_8XK91lClJ/

【ジョー先生のエクササイズ動画4】の翻訳です。

私はスクワット(マラーサナ)に苦労したことがありません。

かかとを床につけたまま楽にスクワットをするには、腰、膝、足首の可動性が必要です。特に、足首を深く曲げられること(専門的には背屈という動き)は重要です。足首の可動性が十分でないと、すね側に体を傾けることができずに、重心が足よりも後ろに行きバランスを崩してしまいます。

スクワットのしやすい骨格のおかげで、できようになるために努力した経験が私にはないのです。ですが、私の生徒の中にはこのスクワットに悩まされている人が大勢います。

もしあなたが先生なら、自分には簡単にできるのに他の人にとって難しいという動きを教えるのは大変なことではないでしょうか。自分以外の人が経験する困難さを味わっていないのですから。

私が一番うまく教えられること、それは自分が一番苦労したことだといつも思います。難しさを私自身が理解しているからです。

ここで紹介するのは、私がみつけたスクワットの難易度を上げる方法です。これらに取り組むことで、マラーサナがいかに難しいのか彼らの立場に立って感じ取ることができるような気がするのです。

一つ目の動画では、後ろで手を組んでいます。これによって重心が後ろに傾き、バランスをとることがより難しくなります。腕を前に伸ばして行う方法(重心が前方へ傾き、かかとが持ち上がらないのでスクワットが苦手な人はこの方法でバランスが取りやすくなる)の逆の発想です。

二つ目の動画では、拇趾球(親指の付け根にある丸い骨)でブランケットの上に立ち、かかとは床に下ろします。一つ目と同じように、すね側に体を傾ける能力に制限をかけることによって重心を後ろへずらします。足先の高さをちょっぴり上げるだけで、断然難しくなります。

そこからブランケットを2つに折って、つま先をさらに上げてみました。そうすると、足首の可動性が小さい人にとってスクワットがどんな感じなのか即座に理解できました。腕を前に伸ばしても、太ももが床と平行な地点より腰を下げようとすると、後ろに倒れてしまいます。

スクワットが難なくできる人はこのバリエーションを試してみてください。何かがきっとみつかるはずです!