今年もマキ先生の「教えてからの解剖学WS」開催します。
数えること3回目となりました。
毎回「これ学びたかったんだよねー!」と思わず前のめりになる魅力的なテーマが目白押し。
part3の今回も、私たちの知的探求心を刺激する内容が盛りだくさんです。
難解に捉えられがちな解剖学を、まるで茶飲話のような独特のマキ節で、面白楽しく解説していきます。
解剖学が苦手な人も、本講座を受けたら「好き」「楽しい」「もっと学びたい」に変わりますよ、きっと笑。
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「教えてからの解剖学WS part3」
2018.5.12(Sat)〜2018.5.13(Sun)
◎WSの主旨・目的◎
現在ヨガを指導している方々の中で、200時間の基礎的な養成講座を修了してヨガを指導している方が多いと思います。その200時間の講座の中では解剖学・生理学が必須科目として規定時間を履修する必要があり、みなさんもその講座を受講されたことでしょう。
しかし、TTの中では暗記科目の印象が強く、テストをパスすることが解剖学・生理学での一番の目的になっていた方も少なくないでしょう。
いざ、自身でヨガを指導するときに、多様な生徒の身体を目の前にした時に、解剖学・生理学の必要性を初めて痛感したのではないでしょうか?
このWSでは“今さら聞けない”解剖学の基礎的な知識の復習と、その一歩先に進んだ日常のクラスに活かせる実践的な内容も含みます。個々の多様な生徒の身体に自信を持ち、また真摯に対峙できるワンランク上のスキルを培っていきます。
◎日程・内容◎
①2018.5.12 (Sat) 9:30~13:30
【やる気が出ないのは気持ちの問題!?!?副腎疲労について】
このWSが開催される5月12日。GWが終わり、世間では“5月病”なんてワードが飛び交い、なんだかやる気が起こらなくって、悶々としている方もいるかもしれませんね。
朝が起きにくい、
やる気が起こりにくい、集中が続かない、
夜になると元気になって、夜遅くまで起きててしまう→次の朝起きにくい…
というループに陥っていませんか?
ひと昔前だと、それは気持ちの問題よっ!!なんて言われて、自分の意志の弱さが原因と判断して、さらに悶々としてしまうこともあったかもしれません。
でもね、安心して下さい。それはやる気の問題でも、意志の問題でもなく、副腎っていう臓器が疲労しているかもです。
最近ではメディアでも取り上げられ始めた副腎疲労について、今回はホメオスターシス(恒常性)と、ホルモンを体内に分泌する内分泌という仕組みを絡めて知っていきます。
その副腎疲労状態にヨガができること、ヨガ以外ができることを言及していきます。
今年の5月が軽やかに過ごせますように。
※このWSは座学のみとなります。
②2018.5.12(Sat) 14:30~18:30
【骨盤底筋群】
特に女性にとって、重要な部位である骨盤周囲。毎月の生理や妊娠や出産、産後、そして更年期…女性はライフステージの中で骨盤の変化を経験します。
その変化の自覚はあってもやはりデリケートな部分であり、デリケートな問題でもあるので、誰にも相談できずに放置している方も少なくないでしょう。
今回はまずは骨盤の復習と、骨盤の底でハンモックのように臓器を支えてくれている骨盤底筋について知っていきます。そして骨盤周囲の筋(梨状筋、大腰筋等)と、内側の子宮や卵巣といった臓器との関わりも見ていきます。外側が内側に影響を与え、同じように内側が外側へ影響を与え合っていることにも気づいていきます。
何か問題や不安が見つかると、力を入れて”鍛えたく”なりますが、過剰に固くなることも問題の原因となるのがこの部位です。
強いー弱い、固いー柔らかいだけではない、どんな状況にも対応が可能な“弾力性”を見つけていきましょう。
※このWSでは座学の後に実際に骨盤底筋群にアプローチするようなヨガクラスを行います。動きやすい服装でご参加ください。座学ではペアワークがありますが、相手の骨盤底を触診したりするワークはありません。またご自分の経験を話していただくこともありません。
このテーマが題材になると、女性同士で赤裸々に自身についてシェアしましょうという風潮がありますが、そうでなくってもいいと私は思っています。
ご自身のペースでご参加いただけるWSになっていますので、安心してご参加ください。
③2018.5.13(Sun) 10:00~14:00
【膝関節と足関節(足首)の構造と関係性】
膝関節はヨガでのケガや不調のランキングがあるとしたら、上位にランクインしそうな部位ですね。また日常生活の中でも、加齢による変形や痛みも出やすい関節です。それらの改善目的にヨガをはじめる方も増えてきました。
膝関節に変形や痛みが出現していても、膝関節自体に原因があることは少なく、股関節や足首との連携で膝関節が酷使されることが原因であることが多い印象を持っています。いわば膝関節は会社で例えると中間管理職のようなもので、調整や緩衝する働きがあります。
今回は膝関節と足首周辺の解剖学的構造の復習と、足首と膝関節の連携を見ていきます。
この連携を知ると、戦士のポーズ等で膝の屈曲角度は今までとは浅くなるかもしれませんが、内側でのアライメントが通り、安全で且つ効いていることを実感できることでしょう。
※このWSは膝関節と足関節の座学の後、実際のヨガクラスで動きとして理解と経験を深めます。
◎場所◎
福岡市中央区天神周辺(詳しい住所は参加者の方に直接おしらせします)
◎定員◎
18名(先着順)
◎対象◎
・200時間あるいはそれに準ずるトレーニングを受けていて基本的なヨガ解剖学の知識のある方
(具体的には基本的な関節構造、主要な関節の動き、骨・筋肉の名称とその機能についての知識を有している方)
・ヨガを教えている方
◎準備するもの◎
*講義では次の書籍を使用しますので、お持ちでない方は事前購入をお願いします。
・ぜんぶわかる人体解剖図 http://amzn.asia/3VfBque
・プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典 http://amzn.asia/gniQfTh
◎受講料◎
WS①…10,000円
WS②…10,000円
WS③…10,000円
ALL …27,000円
◎お申込み◎
メールのみ受けつけます。
件名に「解剖学WS」と記載の上、
①お名前
②電話番号
③メールアドレス(こちらからの受信を可能に設定したもの)
④希望講座の番号
を書いて下記アドレス宛へメールしてください。
info@kusagaeyoga.com
*メール送信後2日以上経過しても返信がない場合は再度お問い合わせください。(お使いのメールサービスやソフトの相性でこちらのメールがはじかれる場合があります。)
◎講師プロフィール◎
Maki
現役理学療法士で現在は訪問リハビリに携わっている。
以前総合病院で勤務していた時に腰痛に悩まされ、その時にYogaと出会う。Yogaを初めて体験した際、身体的にリハビリとの共通点が多いことに感銘を受け、そこからYogaの世界にのめりこむ。
2009年よりロビンソン尚子氏に師事。
Yogaの身体面のみではなく、精神的・宇宙的側面にも興味を抱き続けている。
また理学療法士としての解剖学の知識を活かし、解剖学と意識・エネルギーとの関係性への探求を続けている。
解剖学だけでなく、生理学、運動学への造詣も深く、重力と人間の身体との関係もヨガのアーサナの中で必要な要素の一つであると実感している。
関西のいくつかのインストラクター養成講座のみにとどまらず、ヨガジェネレーション主催のサントーシマ香先生のRYT200時間コースでも、解剖学と生理学部門を担当しており、その講義はおもしろくわかりやすいと定評がある。
また関西各地で定期的にYoga解剖学のWSを開催している。自他ともに認める解剖学オタク。
http://pranatomy.wixsite.com/yoga