2年ぶりの伊藤先生ヨーガ哲学講座のお知らせです。
哲学はヨーガの世界にとどまらず、単なる学問にとどまらず、万人が生きていく上での智慧、光です。
私個人の体験ですが、
哲学を学ぶことで、日常生活でもいたるところに幸せや感謝を感じるようになりました。
つらいことや苦しいことが起こっても、動じない強さが自分のなかにできてきました。
自分の内面に起こっていることが明確にわかるようになり、肯定的な感情も否定的な感情も、ありのままに見ることができるようになりました。
哲学は「特別な何か」ではなく、生活を豊かにするためのツールとして、多くの人に取り組んでもらいたい分野です。
伊藤先生の講義は、深遠なる哲学の世界を、簡潔かつわかりやすい視点で展開していきます。
ヨーガを実践しているしていないに関わらず、興味のある方すべてにおすすめします。
【伊藤雅之ヨーガ哲学講座】
*すべて満席になりました。以後キャンセル待ちで受けつけます。(2018.12.20)
◎プログラム◎
⑴ 2019年2月23日(土)13時〜15時(2時間)
はじめてのインドの歴史と文化
インダス文明発祥から現在まで約5000年の歴史をもつインド。この講座では仏教、ヨーガ、ヒンドゥー教などインドのおもな思想・実践の大きな流れを概説します。またインドの聖典『バガヴァッド・ギーター』の主要な内容を理解します。
⑵ 2019年2月23日(土)15時半〜17時半(2時間)
『ヨーガ・スートラ』とサーンキャ哲学
『ヨーガ・スートラ』のみでなく、インドの多くの哲学を理解する手がかりとなるサーンキャ哲学。この講座ではサーンキャ図を概説するとともに、『ヨーガ・スートラ』の主だった章句の意味を学びます。
⑶ 2019年2月24日(日)10時〜12時(2時間)
ヨーガと日常生活
『ヨーガ・スートラ』の内容をより深く理解するために、現代のスピリチュアル・マスターであるエックハルト・トールのメッセージはたいへん重要です。この講座では、トールの語る「こころ(マインド)」「エゴ(自我)」「ペインボディ(潜在印象と類似)」のはたらきについて学び、わたしたちが何を日常生活で心がければよいかについて探ります。
⑷ 2019年2月24日(日)13時〜15時 / 15時15分〜17時15分(4時間)
非二元(ノンデュアリティ)とヨーガ瞑想
『ヨーガ・スートラ』に代表されるラージャ・ヨーガとともに、インドで重要視されている伝統として、ジュニャーナ・ヨーガ(知恵の道)が挙げられます。この講座では、この伝統を概観したうえで、20世紀以降の西洋でのさらなる発展を紹介します。そのなかでも、「ダイレクト・パス」と呼ばれる非二元(ノンデュアリティ)のアプローチを体験するための瞑想実践をおこないます。
◎場所◎
草香江ヨガ
◎定員◎
各講座15名(先着順)
◎受講料◎
⑴ ⑵ ⑶ 各4,000円
⑷ 8,000円
全受講 18,000円
*chama200時間TT修了生、ヨガボディ200時間TT修了生は、⑵の講座料が半額、全受講料が17,000円となります。
◎持参するもの◎
*ブランケットやクッションなど腰の下に敷くもの(長時間の座学に備えて)
◎お申込み◎
メールのみ受けつけます。
件名に「ヨーガ哲学講座」と記載の上、
①お名前
②電話番号
③メールアドレス(こちらからの受信を可能に設定したもの)
④希望の講座番号もしくは講座名
を書いて下記アドレス宛へメールしてください。
info@kusagaeyoga.com
*メール送信後2日以上経過しても返信がない場合は再度お問い合わせください。(お使いのメールサービスやソフトの相性でこちらのメールがはじかれる場合があります。)
◎講師プロフィール◎
伊藤雅之(イトウ マサユキ)
愛知学院大学文学部英語英米文化学科教授。1964年名古屋市生まれ。1998年米国ペンシルバニア大学大学院博士課程 修了。社会学博士(Ph.D.)。日本学術振興会特別研究員(東京大学文学部宗教学研究室)を経て、01年より現職。日本マインドフルネス普及協会副代表理事、日本宗教学会、ポジティブ心理学医学会評議委員。専門は宗教社会学。特に現代世界に広がるスピリチュアリティ文化(ニューエイジ、ホリスティック心理学など)に関する研究をおこなう。ヨーガと瞑想の実践者でもある。2007年から5年間、ヨガフェスタにてヨーガ哲学を担当する。著書に『現代社会とスピリチュアリティ』(渓水社、2003年)、訳書に『現代人のためのヨーガ・スートラ』(グレゴール・メーレ著、産調出版、2009年)などがある。